債務整理をしたい方

任意整理後にクレジットカードを作りたいと思っている方が知っておくべきこと

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借金返済ができなくて困っているなら、任意整理がとても有効です。
任意整理をすると、借金の利息や遅延損害金をカットしてもらえるので、元金だけ返済したら借金を完済できるからです。

「任意整理をしたら、借金問題は解決できるかもしれないけれど、カードを作れなくなるのがネック…」

そんな考えを持っている方は、結構たくさんおられるのではないでしょうか?

今はカードを持っているのが当たり前の社会ですから、任意整理によってクレジットカードを作れなくなってしまったら、大変不便です。

結論からお伝えすると、任意整理をするとクレジットカードは作れません!

しかし、永遠に作ることができないわけではありませんので、安心してください。

また、新たにカードを作るときには闇雲に申請してはいけません。

今回は、任意整理後にクレジットカードを作るのであれば知っておきたいことをすべてお伝えします。

Contents

1.任意整理をするとクレジットカードを作れない

それでは、任意整理をすると、本当にクレジットカードを作れなくなってしまうのでしょうか?

結論からお伝えすると、残念ながら任意整理をするとクレジットカードは作れなくなります。

任意整理をすると、いわゆる「ブラックリスト状態」になり、その後正規のローンやクレジットカードの利用を一切できなくなってしまうためです。

そこで、任意整理をするときには、その後クレジットカードを作れなくなることを覚悟しておく必要があります。

総量規制対象外のカードも作れない!

クレジットカードの中には、「総量規制対象外」と言われているものがあります。

ネットで検索をしていると、総量規制対象外のカードなら、いかにも作りやすそうだと書いてあることが多いです。まるで、「ブラックでも作れる」かのように書かれていることもあるため、みなさまも、「総量規制対象外のカードなら、任意整理後のブラックリスト状態でも作れるのではないか?」と考えることがあるかもしれません。

しかし、残念ながら総量規制対象外のカードも作成不可能です。

総量規制というのは「借金の総量規制」のことです。多重債務者の発生や増加を防止するために、貸付を制限したもので、具体的には、年収の3分の1を超える借入をすることができなくなっています。

ただし、総量規制が適用されるのは、貸金業者などの場合であり、銀行には適用されません。

そこで、銀行が発行しているカードの場合、総量規制にかからないので年収の3分の1を超える借入であっても、利用することができるのです。

このことがあるため、銀行系のクレジットカードは「総量規制対象外」とうたって、いかにも、「誰でも発行できますよ」、という広告宣伝をしているのです。

しかし、ブラックリスト状態は、年収の3分の1などの割合の問題ではなく「そもそもローンやクレジットの利用ができない」状態です。

そこで、総量規制とは無関係に、カード発行が制限されます。任意整理によってブラックリスト状態になっていたら、総量規制対象外のクレジットカードでも発行することができません。

2.任意整理後にクレジットカードを作れない理由

任意整理をすると、どうしてブラックリスト状態になってカードを作れなくなるのでしょうか?

その理由を以下で説明します。

2-1.カードの発行に重要な「個人信用情報」とは?

「個人信用情報」という言葉をご存知でしょうか?

個人のローンやクレジットカードなどの利用に関する記録された情報のことです。

ローンやクレジットカードの申込みをしたときや借入をしたとき、完済したときや解約したとき、延滞したときなどに、それぞれの個人信用情報に登録が行われます。

個人信用情報の目的は、金融機関が個人の信用性を把握することです。

ローンやクレジットカードの申込みを受けたとき、貸金業者や銀行などは、自社が加盟している信用情報機関に対し、申込みをしてきた人の「個人信用情報」を照会します。

そして、問題のある情報が記録されていたら、信用できない人と判断して、貸金業者は貸付の審査に落とされてしまいます。

なお、信用情報機関というのは、それぞれの個人信用情報を管理している専門機関のことです。

個人信用情報の登録内容は、カードを作りたい人にとって非常に重要です。

2-2.任意整理によって個人信用情報に「事故情報」が登録される!

任意整理には限らないのですが、債務整理手続をすると個人信用情報に「事故情報」が登録されてしまいます。

事故情報があるということは、金融事故があるということで、つまり、何らかのトラブルを起こしたということになってしまいます。

そこで、金融機関や貸金業者は、個人信用情報に「事故情報」が登録されている人には貸付を行いません。

このように、個人信用情報に事故情報などのネガティブな情報が登録されてしまった状態のことを、「ブラックリスト状態」とか「ブラック状態」、「金融ブラック」などと言います。

そして、任意整理をすると、個人信用情報に事故情報が登録されてしまうため、新たにクレジットカードを作ることができなくなってしまうのです。

2-3.今あるクレジットカードも使えなくなる

今持っているクレジットカードはどうなるの?と思っている方もいるかもしれません。

任意整理をすると、新たにクレジットカードを作れなくなるだけではなく、今あるクレジットカードも止められてしまいます。

たとえばカードの更新の際などにカード会社が個人信用情報を参照して、事故情報が登録されていることを知られてしまうためです。

そこで、任意整理で対象にしなかったカードでも、任意整理後しばらく経つと、使えなくなります。

以上のように、任意整理をすると、自分名義でクレジットカードを持つことは絶望的になってしまうので、十分注意が必要です。

3.任意整理後にクレジットカードが作れない期間は?

任意整理によってクレジットカードを作れなくなるとしても、その期間はどのくらい続くのでしょうか?

一生続くとなると、大変なことです。しかし、この点については、安心してください。

個人信用情報に登録された事故情報は、任意整理後一定期間が経過したら、消してもらうことができるので一生作れないということはありません。

個人信用情報を管理しているのは信用情報機関ですが、指定信用情報機関は以下の3つがあります。

・JICC(日本信用情報機構)
・CIC
・KSC(全国銀行個人信用情報センター)

これら3つの信用情報機関はそれぞれ独立していますが、それぞれ情報共有しているので、1つの信用情報機関に情報が登録されると、他の信用情報機関にも通知されて、情報が登録されてしまうことがあります。

そして、それぞれの信用情報機関においては、情報の登録期間が定められていて、その期間が過ぎると情報が自然に消去されます。

それでは、任意整理をした場合、事故情報が消えるまでにはどのくらいの期間の経過が必要なのでしょうか?

以下で、それぞれの信用情報機関について、見てみましょう。

3-1.JICCの場合

まずは、JICCの場合です。JICCは、サラ金や消費者金融の加盟企業が多い信用情報機関です。そこで、サラ金系のクレジットカードを作りたい場合などには、JICCでの登録内容が重要となってきます。

JICCの場合、事故情報が登録される期間は短めです。基本的に、任意整理手続きをしてから5年が経過すると、情報を抹消してもらうことができます。

3-2.CICの場合

次に、CICの場合を見てみましょう。CICは、クレジットカード会社や信販会社が多く加盟している信用情報機関です。そこで、任意整理後クレジットカードを発行したい場合には、CICにおける登録内容が重要です。

CICの場合、任意整理後の事故情報登録期間が、多少長くなる可能性があります。基本的に完済後5年間、情報登録されるためです。

任意整理後の支払いをきちんとせずに遅延した場合などには、事故情報の登録期間もその分延びてしまうおそれもあります。

3-3.KSCの場合

KSCの場合の事故情報登録期間はどうなっているのでしょうか?

KSCは、「全国銀行協会」の関連機関で、その名の通り、銀行や信用金庫などの金融機関が加盟しています。そこで、銀行系のクレジットカードを作りたい場合などには、ここでの登録内容が重要です。

KSCの場合の事故情報登録期間は、基本的に任意整理の手続きをしてから5年です。

そのため、任意整理後5年が経過したら、基本的に事故情報を抹消してもらうことができます。

3-4.複数の信用情報機関に加盟している貸金業者が多いので注意が必要

このように、任意整理の場合、事故情報は手続き後5年~7年くらいしたら消えます。

しかし、事故情報の登録期間は各信用情報機関によって異なるので、ある信用情報機関では事故情報が消えていても、別の信用情報機関には事故情報が残っていることがあるので、すぐにクレジットカードを作れない可能性があります。

その場合、自分が利用したいカード会社が加盟している信用情報機関でさえ情報が消えていたら審査の際に事故情報を見られないから、加盟していない信用情報機関では、事故情報が残っていてもよいと思うかもしれません。

しかし、その考え方は危険です。

カード会社やサラ金、銀行等の中には、2つ以上の信用情報機関に加盟している所も多いためです。中には3つすべてに加盟しているところもあります。

 3つの信用情報機関のうち、1つにでも事故情報が登録されていたら、カード発行ができない可能性があります。

たとえば、銀行系のクレジットカードを作りたいから、KSCでさえ事故情報が消えていたらカード発行ができる、ということにはならないので注意が必要です。

銀行の中にはKSCとCICの両方や、JICCも足した3つ全部に加盟しているところもたくさんあるからです。

4.ブラックリスト解除後にクレジットカードを作る方法

それでは、任意整理後5年~7年程度が経過して、事故情報が消えたら、すぐにカードを発行することができるのでしょうか?

確かにこの場合、事故情報による障害がなくなるので、カードを発行できる可能性があります。

ただし、闇雲にカード発行の申請をしても、通らない可能性があります。

そこで以下では、ブラックリスト状態の解除後(事故情報の消去後)に新たにクレジットカードを発行する手順とポイントを説明します。

4-1.まずは、個人信用情報開示請求をする

任意整理後、クレジットカードを作ってみようと思う最初の時期は、手続き後5年が経過した頃です。

そこで、まずはその頃に、一度「個人信用情報開示請求」を行いましょう。

個人信用情報開示請求とは、各信用情報機関に対し、自分の個人信用情報の内容を開示するように求める手続きのことです。

この手続きを行う目的は、本当に個人信用情報から事故情報が消されているかどうか、確認することです。

自分では「5年経ったからもう事故情報は消えているはず」と思っても、もしかしてまだ残っているかもしれません。

もし、事故情報が残っている状態なら、いくらカードの申込みをしても審査に落とされてしまうだけです。そこで、実際にカードの申請を出す前に、まずは本当に事故情報が消えているかどうかを確認する必要があるのです。

●個人信用情報開示請求の方法

個人信用情報開示請求の手続き方法は、それぞれの信用情報機関において定められています。

JICCなら、郵送や窓口、ウェブ上で開示を受け付けていますし、CICでも郵送または窓口、ウェブ上で開示を受け付けています。KSCでは郵送でのみ受付をしています。

申請の際には、1000円程度の手数料がかかります。

申請をすると、基本的に、各信用情報機関から自宅宛に開示書類が郵送されてきます。(一部、ウェブ上で確認できるサービスもあります)。

その内容で、「事故」「異動」「貸倒」などの情報が載っていなかったら、基本的にブラック状態が解消されたと考えてOKです。

なお、個人信用情報開示請求を行うときには、必ず3つの信用情報機関のすべてに対して情報開示請求を行いましょう。

先にも説明した通り、1つの信用情報機関に事故情報が残っていたら、他の信用情報機関から事故情報が抹消されていても、結局はカード審査に落ちてしまうおそれがあるためです。

4-2.クレジットカードの利用条件を揃える

3つの信用情報機関において事故情報が消えていたら、いよいよクレジットカードの申込みを行います。

ただし、どのような人でもどのようなカード会社でもカードを作れるわけではないので、注意が必要です。

このことは、通常一般の人がクレジットカードを発行するときのことを考えるとわかります。

一般の人でも、クレジットカードの審査に落ちることはよくあります。ブラックで無い人が、ネット上で懸命に「審査にとおりやすいクレジットカード」とか「クレジットカードに落ちたときの対処方法」などの情報を調べていることからも、明らかです。

クレジットカードの審査は、何も「ブラックかどうか」だけを調べているのではなく、申込者のその他の属性などをすべて検討した上で、カード発行して良いかどうかを判断しているのです。

このことは、任意整理後にクレジットカードを発行したい場合でも、もちろん同じです。

この点、ブラック状態が解消された人は、「ブラックが終わった!」ということにうれしくなるあまり、その他の条件を揃えることを忘れてしまいがちなので、注意が必要です。

クレジットカードを利用するために必要な条件としては、以下のようなものがあります。

●職業、雇用形態

職業や雇用形態は審査に大きく影響をもたらします。
たとえば、当然ですが定職に就いているサラリーマンや公務員などは有利です。
逆に、個人事業者やフリーランスは(収入にもよりますが)、多少不利になりランクが下がります。
無職の場合には、カード発行が難しくなります。

●勤務先

勤務先も重要で、上場企業に勤めている人や公務員はカード審査に強いです。
同じサラリーマンでも上場企業に勤務している人は有利ですが、会社規模が小さくなると不利になっていきます。たとえば、零細企業のサラリーマンは比較的カード審査にとおりにくい傾向にあります。

●勤続年数

勤続年数も、クレジットカードの審査で非常に重要です。
その意味で、定職に就いていないアルバイトなどの場合、カード発行が厳しくなることがあります。確実にカードを作りたいなら、最低でも3年は同じ勤務先に勤務を続けるべきです。

●年収

カード会社にとって、利用者の年収は重要です。年収の高い人は、当然カード利用料金の支払もきちんと行う可能性が高いからです。
そこで、いきなり年収を上げるのは難しいですが、ブラック状態が明けるまでに、できるだけ高い収入を得られる職場に就職しておくことが望ましいです。

●借金の有無と金額

すでに借金していると、新たにクレジットカードを作るのが難しくなることがあります。
総量規制の関係もありますし、そうでなくても、既に多くの借金があると、カード会社から「返済出来なくなるかも?」と思われてしまうからです。
そのため、新たにカードを作りたい場合は、他で借金をする前に発行してしまうべきです。

●住居の形態、家族構成

住居の形態としては、賃貸よりも持ち家の方が望ましいです。また、独身の場合には、1人暮らしよりも実家の方が望ましいです。
実家から出ている場合には、独身より既婚者の方が信用性が高いといえます。

4-3.口コミなどで審査が緩そうなクレジットカードを探す

任意整理後に初めてクレジットカードを作りたいときには、なるべく審査にとおりやすそうなカードを選ぶ事をおすすめします。

クレジットカードは、発行会社によって審査基準がいろいろです。

初めての人や若い人、年収が低い人などでも発行してもらいやすいカードもあれば、これまでのカード利用実績などが重視されて、相当信用性の高い人しか発行してもらえないカードもあります。

ただ、こうしたカードの審査基準はそれぞれのカード会社が独自に作っているので、外部から明らかに知ることは難しいです。

そこで、ネット上の口コミや評判などを見て、多くの人が審査に通っているクレジットカードを選ぶと良いです。

もちろん、クレジットカードを選ぶときには、ポイント加算率や限度枠の設定、発行会社の信用性などいろいろな要素があるので、それらも勘案して、自分の気に入った会社のカードに申込みをすると良いでしょう。

5.任意整理後は家族カードの発行を検討しよう

クレジットカードには「名義人」がいます。名義人とは、カードの申込みをして契約者となっている人のことです。

配偶者や親などの家族がいる人は、自分が名義人になっているカードではなく、家族が名義人となっている「家族カード」を発行してもらうことができます。

家族カードも立派なクレジットカードですから、自分名義のカードと同様、ショッピングやキャッシングの利用をすることができます。

それでは、任意整理のブラックリスト状態になっていても、家族カードなら作ることができるのでしょうか?もしできるなら、自分名義のカードが使えなくても家族カードで便利に生活できます。

答えは、YESです。

家族カードの利用料金の支払い義務は、カードを発行している本人です。家族カードを使っている人ではありません。

そこで、家族カード発行の際に重視されるのは、名義人の信用性です。家族カードを使う利用者の信用性は問題になりません。

審査の際に調べられるのは名義人である「家族」の個人信用情報であり、カード利用者のものではないのです。

そこで、任意整理後のブラックリスト状態であっても、家族カードであれば発行して使うことができます。
たとえば、夫が任意整理をしたとき、妻名義のカードの家族カードを発行してもらって、普通に使うことができます。

つまり、任意整理をしても、家族が契約者となっているカードがあり、その家族カードを発行してもらったら、特に不便なく生活できることになります。

とても便利で簡単な方法なので、是非とも覚えておきましょう。

6.「自社ブラック」に登録されると一生カードを作れない可能性も

任意整理後の金融ブラック状態は、手続き後5年~7年くらい経ったら解除されて、また自分名義のカードを作れるようになります。

しかし、ときには「ほぼ永遠に」カードを作れなくなることがあります。

それは、カード会社の「自社ブラック」に登録されてしまったケースです。

自社ブラックというのは、それぞれのカード会社が独自に作っているカード審査のための危険者リストです。

これまでに長期延滞や債務整理などをされて迷惑をかけられた顧客を登録して、その後そのリストに載っている人からのカード申請があったら、無条件に落とすようにするのです。

つまり、「カードを発行してはならない要注意人物」として登録されてしまうイメージです。

クレジットカードを任意整理すると、そのカード会社では自社ブラックに載せられてしまうおそれがあるので、その後、5年経っても10年経ってもその会社ではカードを作れなくなる可能性があります。

自社ブラックは、信用情報機関の個人信用情報とは異なり、登録期間などもないため、極端な話、「永遠に」「一生」ブラック情報を消してもらえない可能性もあるのです。

任意整理後にクレジットカードを作りたいときには、以前任意整理の対象としたカード会社への申請は、やめておいた方が無難です。

特に、最初の1枚を作るときには、始めて利用するカード会社への申込みにすると良いでしょう。

7.クレジットカードを作るときの注意点

任意整理後、クレジットカードを作るとき、いくつかの注意点があります。以下で、順番にご説明します。

7-1.何度も続けてカード申込みをしない

クレジットカードの発行申込みをするとき、何度も続けて申込みをしてはいけません。

カード発行の申込み情報も、個人信用情報に残ってしまうためです。

何度も申込みをすると、次に申込みを受けた会社が個人信用情報を参照したとき「前に別のカード会社に申し込んで、審査に落ちたらしい」ということを知られてしまいます。すると、ブラック情報が無くても、警戒されて落とされてしまうかもしれません。

カードの申込み情報は、6ヶ月ほど登録されるので、一回カードに申し込んで落ちてしまったら、最低でも半年くらいは間を開けてから次のカードの申込みをしましょう。

7-2、「リボ払い」になっていないか注意

クレジットカードの支払方法には、ご存知の通り、1回払いや分割払い、リボ払いがあります。リボ払いに苦しめられた結果、任意整理せざるを得なくなった方もいるのではないでしょうか?

ところが、クレジットカード会社によっては、当初のクレジットカードの設定が「リボ払い」になっているものがあります。

つまり、カード申請をした後、何も言わなければ当然に「リボ払い」が適用されてしまうのです。

審査が甘いと有名な某カードでも、こうしたことがあるようです。実際、審査が甘いカードは、収益性を高めるためにこのような「ずるい」設定をしている可能性が高くなります。

そのため、クレジットカードを作るときには、当初の支払設定に十分注意すべきです。

当初がリボ払いになっていると、放っておいたら高額な利息がかかってしまうので、早めに申請をして、一括払いに切り換えましょう。

7-3.使いすぎに注意

任意整理をされた方の中には、クレジットカードの使いすぎによって債務がかさんでしまった方が多いでしょう。

このような過ちは、二度と繰り返したくないものです。そこで、任意整理後にクレジットカードを作ったときには、使いすぎないように十分注意する必要があります。

任意整理後5年以上の長期間待ち続けてようやくカードを作れたのに、それが原因で再度借金まみれになってしまっては、まったく意味が無くなってしまいます。

8.クレジットカードが作れない間の生活のポイント

最後に、任意整理後ブラックリスト状態が続いていて、クレジットカードを作れない間の生活で、知っておくと役立つポイントをいくつかご紹介します。

8-1.デビットカードを活用

ブラックリスト期間中は、自分名義でクレジットカードを作ることができません。

しかし、「デビットカード」なら作ることができます。

デビットカードは、銀行などが発行するカードで、利用と同時に料金の引き落としが行われるカードです。預金口座内に残高がないと利用できないので、利用者の信用性が問題にならず、ブラック状態でも発行できます。

利用できる店舗も増えてきているので、日頃の買い物などで便利に生活したい人は、利用すると良いでしょう。

8-2.ETCパーソナルカードを活用

車によく乗る人は、任意整理によって「ETCカード」が使えなくなって不便に感じているのではないでしょうか?

実は、ETCカードにはクレジット機能の無いカードがあります。それは、高速道路会社が発行しているETCパーソナルカードです。

クレジット機能が無く、高速道路の料金引き落としに特化されたカードなので、利用者の信用性が問題になりません。

任意整理後のブラックリスト状態でも普通に発行できるので、車を頻繁に利用する方は、是非とも申し込むと良いでしょう。

8-3.auウォレットカードを活用

日頃の買い物などで利用できるカードとしては、auウォレットカードもあります。

これは、いわゆる電子マネーのプリペイドカードです。先に現金などで電子マネーを入金しておくことにより、全国のコンビニやスーパー、量販店などで利用することができます。

先に入金する面倒さはありますが、現金をいちいち持ち歩く必要がなくなって便利なので、よければ利用してみて下さい。

8-4.闇金や「ブラックでもOKの業者」は絶対利用しない!

任意整理後、クレジットカードを作ることはできないし、借金をするのも難しいので、困ったあげくに闇金に走ってしまう人がいます。また、正規の金融会社の中でも、利率の高いことが多い「ブラックでもOKの業者」からお金を借りてしまう人もいます。

しかし、せっかく任意整理で借金問題を解決したのに、このような業者を使ってしまっては、すべてが水の泡です。

新しい借入だけではなく、結局任意整理で整理してもらった借金の返済までできなくなって、自己破産するしかなくなってしまいます。

任意整理後のブラック期間は、無理矢理に借り入れをすることなどを考えず、借金なしで堅実に生活を続ける姿勢が大切です。

まとめ

今回は、任意整理後にクレジットカードを作れるのかどうかについて、考えてみました。

任意整理後、5年~7年程度は金融ブラック状態になるので、カードを作れなくなりますが、その後はブラック状態が解除されるので、基本的にカードを作れるようになります。

ただし、自社ブラックに登録されている場合や、カード審査基準を満たしていない場合には、審査に落とされてしまう可能性もあるので、注意しましょう。

また、カードを作った後は、再度任意整理が必要になることのないよう、使いすぎにくれぐれも注意が必要です。

今回の記事を参考にして、任意整理後も上手にクレジットカードとつきあっていきましょう。

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